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平成24年度年次総会・講演会


  去る5月26日(土),福島工業高等専門学校・階段教室において,平成24年度年次総会が開催されました。
  平川幹事の進行で開会し,橋本会長の挨拶の後,諸橋副会長の議事進行により,平成23年度事業ならびに会計決算報告,平成24年度事業案ならびに予算案の審議が行われ,承認されました。平成23年度事業の中では,東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故の影響により従来実施されてきた各種事業の実施が困難な中,日本財団の助成を受けて「いわきの海岸復元プロジェクト」が遂行されたことや、発表会・環境講座など当会としていわきの復興に向けて可能な範囲で行われた事業についての報告がなされました。会計報告では従来の一般会計のほか日本財団からの助成による特別会計について報告されました。平成24年度は、自然観察会など震災・原発事故の影響で昨年度実施できなかった事業を少しずつ復活させて事業を立て直して行くことが提案されました。
  さらに,今回の総会では役員の改選が行われ,事務局案が承認されました。役員体制では橋本孝一氏が第13期会長に再任され,中西恒夫氏が幹事に新任となりました。また,事務局にプロジェクト・マネージャーの職が新設され、中西幹事がその職に就くことになりました。日本財団からの助成を受けたプロジェクトなどの推進に力を注いでいただくことになります。
  総会に引き続き,東北大学名誉教授の新妻弘明先生に,「エネルギーの地産地消」という演題でご講演をいただきました。今年度の講演会では、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故以降各方面から注目を集めている「自然エネルギー」をテーマとして選定しました。今回ご講演いただいた新妻先生は自然エネルギーの活用について実践されており,これまでのご自身のご経験を踏まえて、自然エネルギーの活用のあり方や活用上の問題点など、大変興味深い内容のお話をいただきました。当日の参加者は約50名で,学生から一般の方まで、幅広い年齢層の多くの方々に参加いただきました。
  最後に,総会では諸橋議長はじめご出席の会員諸氏のご協力で無事議事を終了することができましたこと,講演会では新妻先生に遠方よりお越しいただきご講演くださいましたこと,本紙を借りて御礼申し上げます。

総会の様子 講師の新妻弘明先生





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平成23年度年次総会・講演会


   平成23年度の総会は、6月26日(日)午後2時より福島高専の階段 教室にて開催されました。
   議長に選出された引地宏さんにより議事が進められ、平成22年度の事業報告、会計報告並びに監査報告が、原案通り承認されました。また、平成23年度の事業計画案・予算案の提案がなされ、これについても原案通り承認されました。計画案の中で、震災を踏まえた会としての取組みについて参加者から質問がありました。事務局からは、既に津波による被災状況に関する現地調査を実施していること、特に防潮堤や海岸林による津波被害の抑制効果の検証や原発事故に伴う海岸域の放射線量調査に着手している事等についての説明がありました。
   総会後、富田孝史氏(港湾空港技術研究所アジア太平洋沿岸防災研究センター上席研究官)から「東日本大震災の津波被害について」と題しての講演会を持ちました。講演では、津波発生のメカニズムや今回の津波の被害状況やチリ地震津波・ソロモン諸島津波等過去の大きな津波による被害の特徴から今後の災害への備えとして、計画対象を上回る津波に対しても対応するには、防潮堤等の様々な構造物の効果を検証すると共に、第一に人の命を守るために「まちづくり・防護施設・防災体制」を一体的に整えることの必要性を強調しておられたのが印象的でした。

総会の様子 講師の富田孝史氏





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平成22年度年次総会・講演会


   2010年5月29日(土)、いわき市文化センター2階中会議室で、平成22年度年次総会が開催>されました。
   山田事業部長の進行で開会し、橋本会長の挨拶の後、平川幹事の議事進行により、平成21年度事業ならびに会計決算報告、平成22年度事業案ならびに予> 算案の審議が行われ、承認されました。平成21年度事業の中では、いわき市からのまちづくり助成事業である地域の自然景観コンテスト、20周年記念事業としてスタートした 田人地区における環境資源アドバイザー養成講座を開催できたこと、さらには日本財団の助成を受けて永崎海岸の浄化プロジェクトをスタートさせたこと、など事業報告が行 われました。会計報告では繰越金が年々減少し、次年度は予算が厳しい状況のなかでの事業の実施が予想されることから、会誌23号の発行経費の節減に努力してきたことが報 告されました。平成22年度は経費節減に配慮しながら、事業を実施していくことになることやこれまでの活動の成果をもとに各方面に提言ができる、成果が見える会の運営を行っていくことが提案されました。
   さらに、今回の総会では役員の改選が行われ、事務局案が承認されました。役員体制では橋本孝一氏が前期に続いて第12期会長に再任、原田正光氏が副> 会長に新任となりました。また、事務局は山田貴浩氏の事務局長のもと、新しくスタートを切ることになりました。
総会に引き続き、宮城県環境教育リーダー・宮城県地球温暖化防止活動推進員をされている千葉智恵さんに、「省エネで暮らしをリフレッシュ」という演題でご講演をいただ きました。千葉さんは宮城県において環境保全活動に精力的に関わっておられる主婦の方で、本会の活動テーマである「くらしと身近な環境」について考え、日頃から実践活 動を展開しておられます。当会の今後の取組みに活かせたらと思い、お話をいただきました。
   当会の講演会では久しぶりに女性の方からお話をうかがう機会になりました。当日の参加者は約40名でしたが、女性は意外に少なく、男性の方々に多く> 参加いただきました。くらしの中の環境について多く実践されている主婦の立場からの説得に、かなり納得させられたようです。また、面白い省エネグッズの存在に驚くとと もに、実際に使用してデータを取ってみたい気持ちにもさせられた参加者もいたのではないでしょうか。
最後に、総会では平川議長はじめご出席の会員諸氏のご協力で無事議事を終了することができましたこと、講演会では千葉智恵さんが当会のために遠方よりお越しいた だきご講演くださいましたこと、本サイトを借りてあらためて御礼申し上げます。

総会で挨拶をする橋本会長 地球温暖化防止活動の講演をされる千葉智恵さん





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平成21年度年次総会および講演会


   平成21年6月13日(土)、いわき市健康福祉プラザで、平成21年度の年次総会が開催されました。
   山田事業部長の進行で開会し、橋本会長の挨拶の後、引地幹事の議事進行により、平成20年度事業報告、会計決算報告、平成21年度事業案、予算案の提示が行われ、承認されました。 創立20周年記念事業から継続の地域の自然景観コンテスト、田人地区における環境資源アドバイザー養成講座の実施を通常事業に加え、さらに永崎海岸における砂浜の浄化プロジェクトを日本財団からの助成を受けて実施することになりました。 議事の中では、会の活動のPRや会員を増やす取組みを積極的に行って欲しいとい要望をいただきました。 事務局としても、事業実施の折にチラシまたはパネル等により会のPRを行い、併せて加入を呼びかける活動を行うなど、積極的に進めることにしたいと考えております。 会員の皆様の周囲で、興味をお持ちの方がおりましたら、ぜひ事務局までご連絡いただきますよう、お願いいたします。 最後に、議事を進めていただきました引地幹事ならびにご出席いただきました会員の皆様に御礼申し上げます。    総会に引き続き、日本大学工学部教授の長林久夫先生による講演会を開催しました。 演題は、「いわき沿岸の砂浜の消長と河口問題」で、いわき沿岸部の海岸の特徴、砂浜の消長とその要因、砂の移動と河口問題、海岸環境の調査方法について、パワーポイントによるスライドを用いてわかりやすく解説していただきました。
   長林先生は、夏井四倉海岸をはじめいわき沿岸域における調査を長年継続されており、これら調査事例についてもご紹介いただきました。講演会には会員はじめ一般市民、大学・高専の学生を含め47名の方の参加がありました。
   参加者は、普段あまり触れることのない、水の流れや砂の移動に関する話題に新鮮さを感じながら聞き入っているようでした。 先生のお話の後の質疑応答では、夏井川河口の閉塞問題とその対応方法についての質問や提案、甲虫など生物分布と海岸環境との関係に関する質問がありました。 また、今年度は当会事業として永崎海岸の浄化プロジェクトを展開する予定になっていることから、砂の汚れの原因や砂浜の汚れを調べるサンプリングの方法や分析方法についての質問もありました。 これらの質問や意見に対しても、先生からたいへん丁寧に教えていただくことができました。 講演会の最後は、当会副会長の秋元氏から長林先生にお礼の言葉を述べさせていただきました。 ご講演いただきました長林先生に感謝申し上げると共に、講演会を盛り上げていただいた参加者の皆様に篤く御礼申し上げます。    この後、会場を平市街地の居酒屋に移して、講師の長林先生を囲んで、懇親会が開催されました。懇親会への参加者は12名でした。 講演会から続く永崎海岸の浄化プロジェクト関連の話題で終始し、長林先生には今後の進め方についてさらに相談に乗っていただくことができました。
   懇親会に参加の皆さん、総会から通しの半日、たいへんお疲れ様でした。






平成20年度総会 ・ 創立20周年記念シンポジウム 〜 祝賀会の報告

日時: 平成20年6月14日(土)  10:00 〜 19:30
場所: いわき市労働福祉会館 大会議室



平成20年度総会のようす

10:00 〜 12:00

当会幹事で福島高専名誉教授の 引地 宏氏 に議長をお願いし、以下の案件について審議しました。
  (1) 平成19年度事業報告及び決算報告
  (2) 平成20年度事業計画および予算(案)
  (3) 第11期役員選出
審議の結果、いずれも議案書のとおり承認されました。(議案書内容については事務局までお問い合わせください)

なお、新役員のうち会長には 橋本孝一氏(福島高専名誉教授)が就任し、 前会長の 松崎和敬氏 は顧問となりました。


シンポジウム 「いわき地域の自然環境資源を考える」

13:00 〜 17:00
基調講演 「自然の中の生物経済」
講師  大方昭弘氏(水圏生態研究会会長)

講演の要旨は こちら


パネルディスカッション

テーマ 「地域の自然環境資源を考える」
[趣旨]
いわきは海も山もあり,温暖な気候に恵まれた自然豊かな地域です。
これらの自然はありふれたものというイメージでとらえられることも多いですが,市民が享有できる貴重な資源であり,後世に継承すべき地域の財産でもあります。
このような自然環境資源の重要性を多くの方に再認識していただき,後世に継承する取組みにつなげていきたいという趣旨から、地域で自然環境に関して様々な取組みをしている方々と一緒に,いわき地域の自然環境資源の現状と今後のあり方について考えました。
 
パネリスト: 津崎 順 氏 (NPO法人いわきの森に親しむ会)
                薗部禎節 氏 (NPO法人いわき竹プロジェクト)
                橋本孝一 氏 (いわき地域環境科学会)
                吉田真弓 氏 (福島県立湯本高等学校)

コーディネータ: 大方昭弘氏


パネリスト4人の皆さんに、おひとりずつ取り組まれている活動内容をご紹介願い、それぞれ抱えている問題や共通する環境資源に対する思いを発表していただきました。


いわき地域環境科学会創立20周年記念祝賀会のようす

17:00 〜 19:30
シンポジウムの後、となりの部屋にて当会20周年記念祝賀会を開催しました。
歴代の4人の会長に就任時のエピソードなどをお話しいただいたり、これまでの当会のあゆみをスライドで紹介しました。
参加者は、懐かしさとともに20年という長い歴史をあらためて振り返りながら、今後の活動への想いなどに話の花を咲かせました。