タイトル: 環境問題と私
ランナー: 会員
飯田 教郎  さん 
    昔のことですが、高校時代は理科系の科目が全くと言っていいくらい苦手でした。大学入試の 際、物理、化学、生物、地学と四つも選択肢があるにもかかわらず、何一つ得意なものがなくやむ なく化学と生物を選んだ記憶があります。その大学は、見事に落ちましたが、不思議なことに50 年 以上経った今でも覚えていることがあります。それは、生物の問題で「一卵性双生児と二卵性双生 児の性別について述べよ」というものでしたが、どういうわけかこれだけは正解できました。 結果的に、理数の試験がない大学に進み、卒業後サラリーマン生活に入りました。その会社が損 害保険会社だったこともあり、理科系の科目が苦手でもそれほど支障なく何とか無事に過ごせまし た。
    定年を迎え、平成14 年にいわき市に戻り、偶々、実弟がいわき市役所の下水道部長をしていた 縁から、平成17 年にスタートした「いわき市の下水道を考える会」の公募委員に応募してめでたく 選ばれました。その時に、座長を務められたのが当時、福島高専の教授をされておられた橋本孝 一さんで、それからずっとお付き合いをさせていただいております。
    下水道を考える会の委員になったことから、環境問題の勉強の必要性を痛感し、新聞・テレビ等 で環境という言葉が出ると関心を持つようになりました。並行して、友人から「環境社会検定試験 (ECO 検定)」の存在を教えてもらい、70 歳の手習いで、チャレンジするため久しぶりに勉強らしい 勉強をしました。平成21 年度の試験に臨み93 点で合格し、家族にちょっぴり自慢できました。こ の合格を機に環境問題、と言いましても「地球温暖化防止のために家庭でできることはなにか」と いうテーマに絞って家庭生活とCO2 の関係を意識するようになりました。また、友人が「うつくしま 地球温暖化防止活動推進員」を委嘱されて活動しているのを見て、私も講習を受けて平成24 年 12 月に委員になりました。まだ、具体的な活動はしておりませんが、電力モニターを設置して節電 行動と家庭内エネルギー管理システムの推進をする事業に協力をしております。 このようなささやかな活動をしていましたところ、橋本孝一さんから「いわき地域環境科学会」への 入会をお勧めいただき最近、会員になりました。会員の方は、錚々たるキャリアをお持ちの方ばか りで身が縮む思いですが、皆さんにいろいろ教えていただき、少しでも世の中のためになるよう努 力したいと思います。
    新会員としてこの4月から“いわき環境科学会”に入会させていただきました。自己紹介を兼ねて最近の環境に関して感じていることを思いつくままに述べたいと思います。化学系の民間企業(広島、神奈川、千葉)での24年間、その後の福島工業高等専門学校での12年間を経て、この3月に定年退職いたしました。いわき市のすばらしい自然環境に魅せられ、4年前に退職後もいわき市に在住することを決意し新居を構えることにしました。しかしその後まもなくして、震災と原発事故の大きな環境変化がありました。以前のいわき市、福島県に早く復興してくれることを願うばかりです。