タイトル: いわき公園散歩三昧
ランナー: 会員
平川 英人   さん 
   いわき公園は現在1万5人程住んでいる住宅地である中央台の中心部に位置している。平成17年に竣工した比較的新しい県立公園である。その面積は71.3haであるから東京ドーム15個分を誇っている。吊り橋、アスレチック施設、ランニングや球技が出来る多目的広場、フラワーガーデン、木道、しょうぶ園が点在する。また公衆トイレは6カ所もある。平日には犬を連れた人、休日には親子連れで賑わい、時には中学生のクロスカントリー大会が開催されるなど年間50万人に利用されている。
   この公園も平成23年3月11日の東日本大震災後に大きな変化がみられた。私はこの日近所の囲碁の会に参加したが、余りにも激しい揺れで碁石がバラバラと床に落ちたので中断して公園を通り抜け帰ることにした。途中地割れや地滑りが至るところで発生していて、吊り橋にも亀裂がみられたので危険を感じて橋を渡らずに階段を下りた。この日以来吊り橋や木道やしょうぶ園は立ち入り禁止となった。やっと再開したのは9月に入ってからであった。しかし吊り橋周辺は未だに利用できない。また多目的広場には5月の連休明けから仮設住宅24棟が建ち始めた。現在では100世帯以上入居している。大震災から8ヵ月が過ぎ日常生活は落ち着き始めたが放射能への心配のせいか例年より明らかに親子連れで楽しむ姿は少なくなった。
   私の趣味の一つに散歩がある。毎日朝夕2回楽しみにしている。先月には1ヵ月で358kmの自己新記録を達成した。今後1ヵ月あたり1kmずつ増やしていきたい。なぜそんなに頑張るのかと聞かれるが、退職時に10年以内に地球一周4万kmという途方もない目標を建てたからである。退職から2年半でいわきからニューヨークまでの距離に匹敵する1万200kmの中間目標を達成したばかりである。毎日万歩計で計測して、パソコンに歩いた行程と時間、距離を入力してモチベーションを上げている。
   平成22年の記録を見ると、年間535回いわき公園へ散歩に出掛けた。実に全散歩記録中77%を占めていた。自宅はいわき公園から500mも離れていないところにある。自宅を建てる時にはいわき公園の近くであることを意識したわけではなく、中央台の分譲地を申し込んだら競争率が高くやっと3度目で当たったのが今の場所であった。散歩は道具を用いないため金がかからず、健康的なスポーツと思っている。私にはコレステロールが下がったり、血圧が下がる効果があった。また行き交う人とは「おはようございます」、「こんにちは」と挨拶を交わすので顔見知りができ、コミュニケーションもとれている。ガソリンなど化石燃料など使わずに環境にも寄与している。いわき公園で散歩することに幸せを感じる毎日である。