タイトル: 私たちだからできること
ランナー 野木隆司  さん  (会員 ・ いわき市農林水産部農業振興課)

 会員の皆さん、はじめまして。昨年入会しました、いわき市役所の野木と申します。皆さんと一緒に活動できることを心から嬉しく存じます。
 大学で蛋白質工学を専攻していた私が地元での就職を決意し、いわき市役所に入庁したのが平成13年。環境部署でごみ減量・リサイクルの担当になり、環境保全を共通認識に市民の皆さんと活動する面白さ、そして難しさを痛感したのがいわきの環境について考えるきっかけで した。その後は、水・大気環境保全、新エネルギー・省エネルギー推進などの地球温暖化対策を担当し、現在は、農業部署で “環境にやさしい” いわきの畜産振興に携わっています。
 「いわきの環境を守る」、仕事を通じて課せられた崇高なテーマです。昨今、「エコ」をキーワードとした地球温暖化などの環境に関する情報が溢れています。素晴らしいことです。次の課題は、自らが行動すること、そして市民の皆さんに行動してもらうこと。私もそうですが 、人は目の前に得がないとなかなか即断、行動できないものです。環境を守るために私たちがしなければならないことはとても単純で明快なのに・・・。もう一歩の大きな壁を乗り越え、 市民の皆さんの原動力に貢献し、行政だけではできないこと、市民だけではできないことの大きな橋渡しになれる可能性を秘めているのが『いわき地域環境科学会』だと思います。何より も長年蓄積してきた環境データはもちろん、市民の皆さんと共に培ってきた活動のノウハウを 所有していることは大変貴重です。『いわき地域環境科学会』だからこそできることがある! 私も今後、会員としてそのことを自覚し、行政とも積極的に連携しながら活動に参加していく 所存です。
 市民の皆さんの行動を促すには、地道な啓発活動が効果的なのは言うまでもありません。自然の恩恵を受けるのも影響を与えるのも私たちです。自然の豊かさを楽しみ、愛し、環境に関心を持ってもらうことが行動に繋がります。大事なのは、多くの場を作り、市民レベルの視点で伝えること。私たち会員は環境に関して有識であるからこそ、誰でも理解できるような分かりやすい伝え方を心掛けたいものです。どんなに良いことも難しくては心に届きません。赴き、見、聴き、感じ、学んでもらう・・・私たちが求める、単純で明快な行動はその先にあります。