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梅の花 暖かくなってきたので,窓を開け外を見ると梅の花が満開でした.毎年,今年こそは撮影して風物詩に載せようと思いつつ気がついたら散ってしまっていました. 人間の世界では,新型コロナウィルスが大問題となっていますが,ウメに感染する "ウメ輪紋ウイルス" があるそうで,移植やアブラムシ媒介により広がるとのこと.潜伏期間が3年もある,葉や果実に斑点や輪紋が生じるそうです. 1915年ブルガリアで発見,2009年東京で確認,福島県では未確認のようですが,今後注意して観察してみます. 撮影月日 令和2年3月3日 |
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ほおずき 草むらの中にほんの一部赤い点があるので近寄ってみると,ほおずきの実がなっていました. 実を取り出し揉みほぐしながら爪楊枝で中を繰り抜いて遊んだのを思い出しました.うまくできると,口の中へ入れて音を鳴らして遊ぶそうですが,鳴らし方は忘れてしまいました. 撮影月日 平成27年8月29日 |
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燕の雛 もう1週間以上前から,燕の出入りが激しくなっているのでよく見たら,親が戻ってきたときの鳴き声から雛が生まれたのを知ってはいました.しかし,近づいても,頭らしき部分しか確認できず,ずっと写真も取れないでいました.あきらめて巣の写真だけでもと思いシャッターを押した瞬間,何かに反応して,雛が口を開けて顔を出してくれました.音か光か分かりませんが,親が餌を取って戻ってきたと勘違いしたようです. 過去には,蛇に食べられてしまったり,落ちて死んでしまったこともあるので,無事に巣立ってくれるよう見守ることにします. 撮影月日 平成27年6月2日 |
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蛇の髭 冬でも青々としてしる植物はそう多くはないので,寒い季節になると目立ってきます.通常,緑色の葉しか目にしませんが,細長い葉をかき分けると,瑠璃色の実がなっているのが見え てきます. 実ではなく本当は種だそうで,小さい頃,竹鉄砲の玉にして遊んでいました.中心に白くて硬い玉があるのは知っていましたが,それがよく弾むということまでは,この草の名前を調べるためにインターネットで検索してはじめて知りました. 撮影月日 平成26年12月31日 |
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天日乾燥 週2回が目標の通勤ラン,排ガスを吸いたくないのと足の故障予防を兼ねて,可能な限りアスファルトの道路を避け,田んぼのあぜ道を通るようにしています.稲刈りも8割以上は終わったこの時期,今ではすっかり珍しくなってしまった天日乾燥をしている田んぼがありました.こういった昔ながらの自然エネルギーの有効利用技術は,手間も人出もかかるのでどんどん廃れ,ほとんど見かけません. 一方,都市部では,メタボ人口,医療費,財政負担の増大という悪循環が進行中.自然エネルギーを使うのも重要ですが,お腹に蓄えたエネルギーの利用技術開発をもっと重要視すべきと考えます.お腹の脂肪も,元をたどればエネルギー源は太陽光だし,安定貯蔵という意味では,バッテリー等よりもはるかに優れているのではないでしょうか. 2種類の異なる問題をうまく掛け合わせて,一気に解決できればいいのに. 撮影月日 平成26年10月8日 |
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竹の子 今年はじめて竹の子が生えてきたのを見つけました。 ここ数年、猪が食べてしまうため、まともに生えてきた竹の子を見るのは久々です。2ヶ月くらい前、猪が罠にかかったのを最後に猪が出てきた形跡がありませんでした。今年はもしかしたら、猪による被害が少ないかも,...。ただ、これまで全く猪を見かけなかった地域に現れているとの話もありますので、安心はできません。 竹を切るのが目的でしたが、一旦自宅へ戻り、鍬を取ってきて、写真の竹の子を掘り起こし、翌日にはその一部が味噌汁の具と化しました。 撮影月日 平成26年4月20日 |
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夏井川の白鳥 今年も夏井川には白鳥が飛来しています。 通勤ランの途中、一旦立ち止まり左側を向いて取った写真です。右を向けば、震災後さらに交通量が増えた6号国道が走っています。 左右 50m 位しか離れていないのに、これだけ時間の流れ方にギャップを感じる場所はそう多くないでしょう。 昔、おそらく50年以上前、この辺りでは、渡し舟で川の両側を行き来できたそうです。復活してくれれば、10分以上早く着くのに...、等と思いながら、またゆっくり走りはじめました。 撮影月日 平成26年1月17日 |
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冬のタンポポ 1月ともなれば、葉っぱも枯れる植物が多い中、タンポポが咲いていました。珍しいことではないようです。 茎の短さにより一層の力強さを感じます。 撮影月日 平成26年1月1日 |
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籾殻 稲刈りが終わったこの時期に、田んぼで籾殻を焼いているをたまに見かけます。この日は雨がぱらぱら降っていたのですが、消えそうにありません。籾殻は水を弾き、断熱性も高いため、下の方ではじっくり反応が進んでいるのでしょう。 籾殻そのもの、あるいは、焼いて燻炭、さらにほっとけば灰になりますが、それぞれ成分が異なり、使い道をちゃんと調べれば奥が深そうです。 耳をすませば、パチパチ音がしていました。小学生の頃、学校帰りに籾殻を焼いているのを見つけると、近くに落ちている稲穂を熱そうな所にのせ待つこと数分、ポップライス(?)を作って食べていたことを思い出しました。 撮影月日 平成25年11月4日 |
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十五夜 "中秋の名月=満月、次は8年後。" と聞いて、慌てて月の写真と撮りました。 子供の頃、十五夜といえば、"かっぱらい"が許される日でした。遊び仲間と一緒に近所のお供え物を盗み歩いて、最後はその日の収穫を山分けしたものです。そんな風習は、今では消え去って、...どころか、お供え物をする家も少ないのでは。 一方で、"セイタカアワダチソウ"を見かけなくなりました。1,2年前までは空き地を覆い尽くしていたのに。自ら出す毒素のため自滅するとのことです。代わりに増えるのが、すっかり減ってしまった"ススキ"と言われています。 "かっぱらい"の風習は、復活の見込み無しですが、8年後、東京オリンピック翌年の十五夜には、"大復活を遂げたススキ、背景には満月" の写真を撮れるのでは?。 撮影月日 平成25年9月19日 |
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稲の花 暑い日が続いていますが、秋はもうはじまっています。ほんの一部ですが、稲の花が咲きはじめました。小さすぎて分かりにくいのですが白いぽつぽつが確認できます。 立秋を過ぎて、暦の上でも秋です。暑いかどうかと夏か秋かは、元々あまり関係ない、元々異なる欧米の季節の定義をそのまま翻訳してその意味 まで輸入してしまったのが、二十四節季と季節感のずれを生む原因との考えもあるそうです。江戸時代以前の人に聞いてみたいところです。 撮影月日 平成25年8月11日 |
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枇杷の実 通勤途中で,枇杷の実がなっているのを見つけました。栽培の北限は千葉県だそうですが、いわきでもちゃんと実がなるようです。 枇杷は、実にはもちろん、葉、根、花等にも古くから薬効が知られているそうです。栽培してみたくなりました。 撮影月日 平成25年7月18日 |
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燕無事帰還 自転車で帰宅後、いつものように納屋へしまうとコンクリートの床が白く汚れているのを見て確信しました.今年も燕がやって来ました.数日前から、飛んでいるのを見かけてはいたのですが、天井の巣に戻 っているのを確認したのははじめてです。 いつものことですが、秋頃までは、シャッターを閉めず、自転車を置く場所にも注意して、そっーっと見守ってあげることにます。 撮影月日 平成25年5月7日 |
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仔山羊誕生 3/31 に双子の仔山羊が生まれました。いつもの年より1ヶ月以上遅かったので心配でした。はじめは歩くのもやっとでしたが、2週間以上経った今(4/16)では元気に走り回ったり、親に与えた餌(葉っぱ)にもかぶりついています。 撮影月日 平成25年4月7日 |
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いわき公園冬景色 管理棟から貯水池に下る坂道で出会った景色です。4月中旬には桜が綺麗な場所ですが、今は息を止めてエネルギーを貯めて いるように見えました。 撮影月日 平成25年2月4日 |
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いわき公園のサザンカ開花中 中央口広場から展望台に上がる坂道の途中にこの花が咲いていました。 秋の終わりから冬にかけての長い間、花を楽しむことができます。 この花をみると、童謡「たきび」を思い出します。 写真撮影 平成 24年 12月 18日 |
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いわき公園の紅葉進む 11月18日に木枯らし1号が吹きました。昨年より23日遅かったようです。このためいわき公園中央部にある貯水池の水面に、たくさんの紅葉が落ちていました。 なおいわき公園では吊り橋近くの崩落した法面の工事が終わり、東日本大震災から1年8ヵ月ぶりで全ての歩道が通行可能になりました。 残り少ない紅葉の晴れ姿を至る所で楽しむことができます。 写真撮影 平成24年11月19日 |
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いわき公園のアベリア開花中
一般家庭ではアベリアを生垣として利用していますが、いわき公園では法面工事用に植えられているものが多いようです。法面のコンクリート方形枠が隠れ、大きな生垣のように見えます。春から秋にかけての長い間白い小さな花を咲かせ、芳香を放っています。 写真撮影 平成24年10月15日 |
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いわき公園のキンモクセイ開花中 多目的広場からみんなの広場に上る坂道に高さ5mもある1本の大きなキンモクセイが立っています。オレンジ色の小さな花が無数咲いていて、芳香を放っていました。キ ンモクセイの香りに秋の深まりを感じています。 写真撮影 平成24年10月9日 |
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いわき公園のサルスベリ開花中
記録的に長く厳しかった残暑が過ぎて、すっかり秋めいて涼しさを感じます。その中で猛暑の中で見られるサルスベリの花がまだ咲いています。そういえば漢字で百日紅と書きますが、長く咲く紅い花という意味だそうです。 撮影 平成24年9月24日 |
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いわき公園のキョウチクトウ開花中 しょうぶ園の中に入ってから、もみじ坂を上り詰めると道端にキョウチクトウの赤い花 が咲いていました。真夏の花とのイメージがありますが、残暑厳しい頃、まだ咲き続けています。 写真撮影 平成24年9月3日 |
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いわき公園のムクゲ開花中 油蝉がかまびすしく鳴く林間の小径を歩いていると、このムクゲの花に出会いました。花の数が多くなかったので、一輪に焦点を合わせています。 写真撮影 平成24年8月15日 |
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いわき公園のアジサイ開花中 中央台高久地区から仮設住宅が建っている広場へ下る坂道の脇に、アジサイの群落があります。大きな花が一面に咲いて、今が見頃です。 写真撮影 平成24年7月2日 |
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いわき公園のハナショウブ開花中 いわき公園のしょうぶ園でハナショウブの花が咲いています。 昨年のこの時期には、東日本大震災による被害で、しょうぶ園の中には入れなかったので、2年ぶりにハナショウブを見ることができました。これまでは紫色の花が多かったのですが、今年は散在する程度です。かわって黄色の花が群落を作っています。 写真撮影 平成24年6月4日 |
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いわき公園のオオムラサキツツジやっと見頃に いわき公園では例年ですとゴールデンウィークの頃にオオムラサキツツジの見頃を迎えますが、 今年は5月中旬から下旬に見頃を迎えます。1旬以上遅れています。 |
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いわき公園のサトザクラ満開 ゴールデンウィークに入って、いわき公園ではサトザクラが満開になりました。 ソメイヨシノは散りましたが、替わってこのサトザクラをゴールデンウィークの期間ずっと楽しむことができます。 |
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いわき公園の桜見頃に いわき公園の桜は4月16日現在5〜6分咲きで見頃となっています 。 今年は4月12日に咲き始めました。旧小名浜測候所の標準木を参考にすると平年より7日遅れで、昨年より4日遅れでした。 |
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いわき公園の梅開花 各地とも梅の開花が例年より1ヵ月遅れていましたが、いわき公園のこの紅梅だけはたっぷりの陽差しを受けて満開でした。 |
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いわき公園の雪景色 いわき市は「東北の湘南」といわ れ、冬でもゴルフ場が営業しているほど積雪が少ないところです。 2月29日に4〜5cm程度ですが珍しく雪が積りました。 いわき公園の木道を歩いていると、しんとした木々の雪化 粧の中に、神下堤の水面をカモが1羽悠然と泳いでいました。一幅の水墨 画の世界を楽しみました。 |
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いわき公園の氷柱 今年の冬は殊の外寒さが厳しい日が続いています。 北日本の日本海側では昭和38年豪雪や平成18年豪雪に匹敵する程の大雪が降っています。 いわき市でも大寒から立春にかけて連日のように氷点下を記録しました。 その中で中央台にあるいわき公園の谷地では、見事な氷柱がみられました。 長いものでは1mはありました。 地球温暖化が進行している中で、いわきでは絶滅の危惧にある景観として写真におさめ ました。 |
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吊るし柿の季節に 初冬のこの時期になると、家々の軒先に吊るし柿が下がります。 昔に比べると自家製の吊るし柿を作る家もだいぶ少なくなりました。 今年は原発災害による放射線量を心配して、福島県内では特に少ないようです。 わが家でも作るかどうか家内と揉めましたが、せっかく昨年よりたわわに実っ た柿なので作ることにしました。どうせ食べるのは中年以上の私達だけだし、 仮に放射性物質が含まれていたとしてもごくごく微量でしょうから、内部被ば くの不安はありません。 ところで自家製吊るし柿の美味しい食べ方をご存知でしょうか? 自分で吊るし柿を作る場合は、ただ最後まで干しっぱなしにしてはいけません。 ある程度色がついてやや硬くなって来たら、よ〜く揉むんです。すると、表|L は硬く、中はポチャポチャという妙に手触りのよい状態になります。こうしな いと美味しい干し柿は出来ません。 実は、一番美味しいのは揉んだ直後のこの柔らか〜い時なんです。市販され|F いる干し柿では絶対にお目にかかれません。 普通に硬く出来上がった干し柿の変わった食べ方として、細かいサイコロ切り にしてサラダに混ぜるという方法もあります。ちょうどレーズンのような感覚 です。 また、干し柿は冷凍保存ができます。ラップに包んで冷凍庫に入れておけば、 必要な時に自然解凍して元通りになります。ぜひお試しあれ。 |
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若栗の想い出 … 芝山 春頃の長期予報では、今年の夏は昨年のような猛暑にはならないだろうと告げ ていましたが、フタを開けてみれば6〜7月にはすでに相当な暑さを記録して いますね。そこへ来て、原発事故を発端に電力不足を懸念して国を挙げての節 電キャンペーン。省エネ自体は何も今年だからこそではなく、これまでも地球 温暖化防止に関心の高かった人ならすでに実行していましたから、無関心だっ た人にはこれを契機に特に頑張ってもらいたいところです。8月に入って暑さ も本番を迎えようとしていますから、熱中症に注意しながら乗り切っていきま しょう。 先日、山道を散歩していたら道端の枝にいくつかの若栗を見つけました。早朝 の風が多少涼しかったせいもあって、ふいに初秋の錯覚を覚えました。 と同時に、三和町の芝山を想い出してふと懐かしくなりました。当会創立10周 年記念事業として、芝山にブナ・コナラ・クリなどの広葉樹を植樹し、その後 何年にもわたって育樹のために毎年下草刈りを続けました。もう大丈夫だろう、 ということで数年前に下草刈り作業は一応終了しましたが、その頃には道路の わきに植えられた成長の早いクリは、すでに実をつけていました … 汗をかいた後で一緒に作業された牧野組合の皆さんがしばしば作業後に芝山山 頂でバーベキューを用意して下さって、ごちそうを頂いたり、食事の後で芝山 周辺の観察会に参加したりした楽しい記憶が遠い昔のようです。 |
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幼少の平安美人 何の花か、お判りですか? マクロ撮影していますので、実物はもっと小さな花です。 秋になると紫色の小粒の実をたくさんつける、あのムラサキシキブです。樹形が小ぶりで、付く実もさらに小粒そうなので、コムラサキかも知れません。( 実の写真は こちら ) 実の方が有名なので、花はあまり知られていないのではないでしょうか。 大人になって清楚な美しさを誇る平安美人(紫式部)は、すでに幼い頃から可憐さをまとっていたんですね。 |